クルマのコトは夫に任せきり。でも、こんなコトではいけないとワタクシ立ち上がりましたッ!だって、こんなコトも知っている女房ってスゴイ!っと夫に言わせたいんですもの。
第9回 今日のお題は「燃費について」
燃費が良い、悪いと日常よく口にされていると
思いますが、それでは「燃費」っていったい何!?
今回は、燃費についての正しい知識を学びます。
こんにちは! ドクターT。今日は以前から知りたいと思っていた、「燃費」について教えてください。最近、車の燃費と地球の環境が関わりを持っているという話を聞いたのですが、それは本当なのかしら。
はい。そのとおりです。なぜなら、ガソリンが燃えて排出されるのはCo2=二酸化炭素です。そして今、地球の環境を守るために世界中で取り組んでいるのが、いかにCo2の排出量を減らしていくかということなのです。さて、ここで奥さまに質問です。ズバリ、「燃費」とは何ですか?
まあ! ドクターったら、いくらお気楽ミセスのワタクシだからって、それは少しバカにしすぎよ。もう1年以上ドクターのレクチャーを受けて、すっかり以前のワタクシとは違うんですからね。「燃費」とは、1リットルのガソリンで何キロメートル走れるかということです。
さすが! それでこそワタシもあれこれお教えした甲斐があるというものです。 それでは奥さまはご自分のクルマの燃費がどれくらいかはご存じですか?
もちろんですとも。リッターあたり10キロ程度です。ここで不思議に思うのは、燃費の数字が変わるんです。ワタクシはいつも「満タン法」で計算するんですが、燃費変化するものなのですか。だとしたらその理由は何なのでしょうか。
いいところに気がつきましたね。そのとおり「燃費」はさまざまな条件によって変わるものなのです。一番大きな原因になるのはアクセルの踏み方です。急発進、急加速などでアクセルを一気に踏み込むと、濃いガソリンが噴射されることになります。これを日常的に繰り返していれば、ガソリン消費量が増えるという理屈はおわかりですね。あとは意味のない空ぶかしや、長時間のアイドリングも燃費に影響を与えます。暖気運転も水温計の針がちょっと動いた程度で充分なんですよ。
早い話、乱暴な運転は燃費を悪くするということかしら。ところで、クルマの使用年数は燃費に関係ないのですか?
うーん。単純に古い新しいだけでは判断できません。年数よりもエンジンなどの摩耗や汚れの方が問題なのです。新車のときに充分な慣らし運転をせず、日常的にアクセルを全開させているような運転を繰り返したクルマは、エンジン内部の部品も摩耗してしまい、運転の仕方を改めたところで燃費は向上しません。こうなったら、部品交換などの修理が必要です。反対に長く乗っているクルマでも、丁寧な乗り方を心がけてきたドライバーの燃費は、新車のころからあまり変わらないケースが多いようです。
結局は、乱暴な運転をしないということに尽きるのね。燃費を向上させるために、心がけておけばよいことはほかに何かありますか?
タイヤの空気圧にも注意しましょう。少ないと燃費が悪くなるというデータがあります。エアコンの使用も燃費に影響します。ほかにオイル類やエアフィルターの汚れ、マフラーの穴などが燃費悪化の原因になるといことも、頭の隅に置いておいてくださいね。さらに不要なものを車に積んでおくのも×。10Kgの余分な荷物を積んで50Km走ると15ccのガソリンを消費します。アイドリング5分では約65cc。そしてなんと、急加速10回では110cc !!
わかりました! 燃費の向上は家計を預かる主婦にとって急務なのですね。もうひとつ以前から気になっていたのですが、ワタクシの場合、クルマのカタログに掲載されている燃費と、実際の燃費がずいぶんと違うんです。これってクレームを付けた方がいいのかしら…。
そのことについては、東京オートでもお客様からからの質問がたいへん多いため、この場をお借りして説明させていただきます。自動車のカタログに載っている「10・15モード燃費」とは、国土交通省が定めた試験方法で測定された燃費のことです。日本のどのメーカーも同じ条件で測定されているため、燃費を比較する目安になります。ですが10・15モード試験は、測定装置の上に車を載せて測定するため、どうしてもよい結果が出てしまうのです。一般に町中を走る場合、カタログの数字の60〜70%くらいになるのが普通のようです。カタログの数字と同じでないからといって、壊れているわけではないのでご安心ください。
燃費が向上すれば、わが家の家計にもゆとりができ、二酸化炭素も減って地球環境にもベター! ワタクシ「燃費向上委員会」を結成して、主婦仲間とともに頑張ります!