クルマのコトは夫に任せきり。でも、こんなコトではいけないとワタクシ立ち上がりましたッ!だって、こんなコトも知っている女房ってスゴイ!っと夫に言わせたいんですもの。
第7回 今日のお題は「クルマのキズ」
行楽の秋とばかりドライブ三昧の日々。
車がなんとなく汚れてきたような・・・。
ショック!主人とドライブ中、バックで駐車スペースに入れようとして横の壁にこすってしまったの。購入以来一度もキズをつけたことはなかったのに…でも改めて車の表面を観察したら、今まで気がつかなかった細かいキズがあちこちにたくさんあって驚いたわ。このまま、放っておいてもいいのかしら。
それは災難でございましたね。「車のキズ」を放っておいてよいかですと? うーん。車を愛する私の答えとしては「どんなキズでも放置してはダメ!」といいたいところですが、ここではひとまず「キズの種類による」とお答えしておきましょう。
実際に、どの程度のキズから修理の必要アリなのでしょう。それから修理の方法について、自分でできるのかどうかも含めてね。業者さんに頼む場合の費用のことなども、教えていただけるとうれしいな。
わかりました。まず一番多い擦りキズやひっかきキズについて、教えてさしあげましょう。こうしたキズは、修理が必要なものと放っておいても車体に影響のないものにはっきり分けられます。ところで奥様は、塗装についてはどの程度ご存じですか。フムフム、まったく何も知らない? それでは簡単に説明しましょう。一番下が、車体を作っている鉄板です。その上にサビ止めの特殊な塗装(下地塗装)、色をつける塗装(ベースカラー)、色を保護する塗装(クリアー層)の三層構造になっているわけです。もし、キズがサビ止めを突き抜けて一番下の鉄板まで達しているようなら、早急に修理の必要アリです。この場合、塗料はキズの部分だけでなく、ある程度広い範囲で塗り直さなければなりません。技術的にも難しく素人の方には無理ですから、まよわず東京オートのような専門家におまかせください。ほんの小さなキズだからといって自己流でやってみるのは、後になってサビが出てきたりなどトラブルになりがちです。
放っておいて大丈夫なキズもあるの?だとしたら、それを見分ける方法もあるのかしら。
表面の塗料が削れただけで、鉄板が露出していないキズなら、放置しておいてもさほどに影響はないかと思われます。見分け方は、キズをつけた数日後くらいに、小さなサビが出てこなければ、ほぼ大丈夫だといえます。ただ浅いキズでも、塗料の層の隙間から雨水などが染み込んで、長い間に塗料が剥離してしまうこともあり得るので、やはりキズはできたときに補修するのが良いのです。見た目にも、キズついたままの車に乗っているのはイヤでしょう? 奥様。
もちろん。ワタシには傷ついた車をそのまま乗り回すなんてこと、考えられません。そのために、自分でできる簡単な  補修の方法は何かあるかしら。
本当に小さなキズの場合、東京オートでは純正の塗料をお客様におわけしております。(1本700円くらいから)。これでしたらお客様がご自分でチョチョッと、マニュキュアを塗る要領で補修できて便利かと思います。ひとつ重要なことを忘れておりました。キズやヘコミができるのはバンパーやドア部分が多いと思いますが、縁石などに乗り上げたりして下回りを擦った場合、注意が必要です。この部分には燃料パイプやブレーキパイプといった車の命綱があります。鉄はどんな小さなキズでも錆びていきますから、将来故障や事故につながる可能性を否定できません。下回りを大きく擦った場合は、ぜひ専門家に見てもらうことをおすすめします。何もなくとも、下回りにサビ止めのアンダーコートを塗っておくといいですよ。
クルマって、日頃からの手入れが大切なのね。愛車をずっと快適に乗るために、必要なことはありますか。
奥様のお肌と同様、車は有害な紫外線や酸性雨、大気中の汚染物質や砂埃など年中あびているのです。きちんとお手入れをしないとまたたくまに老化、いや劣化してしまいます。洗車をした後は、必ずワックスやポリマーでコーティングしてください。そして、本当に車を長持ちさせたいならば、やはり定期的にプロのケアをうけるのがベターです。
老化?…いやいや、劣化と聞いたら黙ってはいられないけど、プロのお手入れっていったいなにがどう違うの?
奥様(旦那様?!)は通常、洗車やシャンプーをした後ワックスをかけますね? プロの仕事はこの間に「鉄粉除去」の工程が入ります。
※ポリマーの主成分は、アクリル、ポリウレタン、フッ素などの硬い合成樹脂です。

空気中に浮遊するごく細かい鉄粉は車の塗装面に突き刺さっていて、特殊な粘土で擦らないと落とせません。この鉄粉がついたままですとワックスやポリマーも長持ちせず、せっかくの労力も無駄となってしまうのですよ。
ところで、ワックスとポリマーの違いは何?
両方とも退色を防ぎ艶や光沢を出す目的ですが、成分が違います。ワックスは、蝋(ろう)やシリコン油脂(つまり油)で出来ています。ボディーの艶出しが主な目的で、ボディーの 保護効果はあまり期待できません。東京オートでは定期的にポリマーでコーティングすることをおすすめしています。半年に一度くらいの施行で、いつまでもつやつや、ぴかぴかのお車に乗っていられるのなら、うれしいことじゃありませんか。料金もたいへんリーズナブル。一度やったら、やめられない輝きですぞ!